企業の対話健全性を、
構造的に可視化する Enterprise SaaS
Kashi は、社内会議の構造的シグナル (発言占有・往復回数・話題転換等) を 分析し、対話不全の兆候を早期に把握するための業務支援基盤です。 内容ではなく構造を見るため、貴社の機密情報や個別発言の評価には踏み込みません。
本ページの目的と読み方
本ページは、貴社の購買検討担当者様 (人事・情報システム・法務・経営企画) が、 Kashi の機能仕様・運用形態・セキュリティ要件・契約条件を 1 つの文書として 参照できるよう構成しています。記載内容に関する詳細資料は §08 提出書類セクションよりダウンロード可能です。
既存ツールとの仕様比較
貴社内の購買稟議で参照されることの多い「サーベイ型 EX ツール」「1on1 管理ツール」 との比較を、貴社情報システム部門の要件項目順で整理しています。 △ は条件付き対応、— は非対応です。各項目の詳細は別添仕様書 §3 を参照ください。
| 要件カテゴリ / 機能 | Kashi Enterprise | サーベイ型 EX ツール (一般例) | 1on1 管理ツール (一般例) |
|---|---|---|---|
| A. 入力データ / 取得方法 | |||
| 会議音声からの構造抽出 発言占有・往復回数・話題転換の集計 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| サーベイ依存 回答率・回答疲労に依存しない設計 | 非依存 | 依存 | 部分依存 |
| 縦断分析 (会議を跨ぐ時系列) 3 ヶ月以上の対話パターン変化を追跡 | 対応 | スナップショット | 非対応 |
| B. 認証 / アクセス制御 | |||
| SAML 2.0 / OIDC SSO Okta / Azure AD / Google Workspace 対応 | 対応 | 対応 | プラン依存 |
| SCIM 2.0 ユーザープロビジョニング 退職時の自動 deactivation | 対応 | プラン依存 | 非対応 |
| 役割別データ可視範囲制御 RLS によるロール単位アクセス分離 | RLS 対応 | 画面単位のみ | 画面単位のみ |
| C. データ保護 / 匿名化 | |||
| k-匿名化 (k≧5) による少人数チーム保護 特定可能性を構造的に抑制 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| 前進専用 (forward-only) シグナル設計 過去発言の遡及取消・修正を防止 | Lattice 構造 | 非対応 | 非対応 |
| 音声波形・音声ファイルの保持 構造抽出後の生データ削除 | 構造のみ保持 | 設定依存 | 該当機能なし |
| D. ガバナンス / 監査 | |||
| 全操作監査ログ (2年保管) CSV / JSON エクスポート対応 | 対応 | 90日 | プラン依存 |
| 人事評価への利用を排除する利用規約 DPA に明記 | 明記 | 記載なし | 記載なし |
| データ可視範囲マトリクス (役割×データ種別) DATA_VISIBILITY_MATRIX 公開 | 公開済 | 非公開 | 非公開 |
| E. インフラ / 提供形態 | |||
| データ所在地 (国内 / 東京) 越境移転を行わない構成 | 国内のみ | プラン依存 | プラン依存 |
| 専用 VPC / 専用テナント Enterprise プラン | 対応 | 上位プランのみ | 非対応 |
| オンプレミス / プライベートクラウド ロードマップ計画あり | 2027 計画 | 非対応 | 非対応 |
| F. 運用 / SLA | |||
| SLA (稼働率) Enterprise プラン | 99.5% | 99.5-99.9% | 99.5% |
| 国内日本語サポート (営業時間内) Enterprise プラン専任 CS | 対応 | 対応 | 対応 |
※ 競合製品は実名を伏せて一般的な機能セットとして表記しています。実比較表は別添 PDF 「機能比較詳細 v1.3」を参照ください。
エンタープライズグレードのデータガバナンス構成
Kashi は、音声からの構造抽出は貴社環境 (またはエッジレイヤー) で行い、 サーバーに送るのは集計済みシグナル (発言占有率・往復回数等の数値) のみとする 構成を取ります。生の発話内容・音声ファイルはサーバーへ送りません。
本構成は Kashi の標準提供形態です。専用 VPC プランでは LAYER 3 以降を貴社専用テナントに分離します。 オンプレミス提供 (2027 計画) では LAYER 3 を貴社データセンター内に配置可能です。 詳細な技術仕様 (各サービスの暗号化方式・鍵管理・通信プロトコル) は別添「セキュリティ仕様書 v1.2」を参照ください。
情報システム部門の標準要件への対応状況
貴社情報システム部門の購買要件チェックリスト (一般的な大企業 SaaS 採用基準) における Kashi の対応状況です。LIVE = 現行提供 / BETA = 招待制提供 / ROADMAP = 計画段階。
想定される業務インパクトの試算モデル
貴社規模 (仮: 300名 / 部門 12 / 平均退職率 13%) を前提とした試算モデルです。 実際の効果は貴社の組織状況・パイロット運用方針により変動するため、 本数値は「稟議書に添付できる試算根拠の例」としてご参照ください。
試算モデルの前提・引用元・計算式を開く
採用代替費用: 厚生労働省「労働経済の分析」(令和5年版) 平均値および リクルートワークス研究所「中途採用実態調査」を参考に、平均 600-800 万円 / 人 で試算。
早期把握件数: パイロット 90 日における evidence-grade シグナルの「観察中」「要確認」遷移件数の標準偏差から推定。
免責: 本試算は導入効果を保証するものではありません。 実際の改善は貴社の組織運営・パイロット運用設計に大きく依存します。
90日パイロット契約の基本条件
貴社内のセキュリティ審査・法務レビューを並行進行いただきながら、 最小範囲で実運用に近い検証を行うためのパイロット契約条件です。 本ページ上の条件は標準提案であり、貴社規程に応じた個別調整が可能です。
| パイロット期間 | 90日 (キックオフから終了報告会まで) 第 30 日 / 第 60 日 / 第 90 日にレビューミーティングを開催 |
|---|---|
| 初期費用 | ¥0 (無償) セットアップ・初期トレーニング・運用ガイドライン整備支援を含みます |
| 対象範囲 | 1〜3 部門 / 30-80 名 / 週次定例会議 貴社内の検証目的に合わせて範囲を協議調整 |
| 撤退条項 | 第 30 日以降、貴社判断にて随時終了可能 終了時に Kashi 側に蓄積されたシグナル一式は全て削除、削除証明書を発行します |
| 本契約への移行 | パイロット終了報告会後、双方合意の上で本契約を締結 本契約料金は ¥120,000 / 月 〜 (1部門・100名規模目安、Enterprise プランは別途協議) |
| NDA | 事前締結 (貴社雛形 / 弊社雛形どちらでも可) DPA (Data Processing Agreement) は別添テンプレート参照 |
| セキュリティ審査対応 | ベンダーセキュリティチェックシート対応可 CASB / 三井住友海上・東京海上日動雛形等、業界一般の様式に対応実績あり (パイロット範囲想定) |
| サポート体制 | 専任 CS が貴社窓口を担当 日本語、営業時間内 (平日 10:00-18:00)、Slack Connect / Teams Federation 可 |
Kashi が行わないこと (運用境界の明示)
Kashi は対話健全性の構造的シグナル可視化に特化したツールです。 以下の用途には設計上対応せず、貴社内での運用ガイドラインにも明記いただくことを推奨します。
個別発言の内容評価は行いません
Kashi は「誰が何を発言したか」の内容ではなく、「対話の構造 (誰が、どの程度、どのような頻度で発言したか)」の集計のみを扱います。
個別発言の善悪・適切性の判定機能は搭載していません。
人事評価・処遇判断には利用しません
Kashi のシグナルは「対話の改善余地を発見する業務支援ツール」であり、 個人の評価・賞与算定・昇格判定の根拠としての利用を利用規約上禁止します。
DPA (Data Processing Agreement) に明記、監査ログでも検出します。
リアルタイム監視・常時モニタリングは行いません
Kashi は会議終了後のバッチ処理によりシグナルを集計します。 管理者画面上で「誰が今何を話しているか」を観察する機能はありません。
少人数チーム (k<5) は構造的に集計対象外となります。