PRODUCT — Structural Meeting Governance

会議の「構造」のみを抽出し、
本文 (発言文字列・音声) は
サーバに保存しない。

Kashi は、 会議の 発話順序・反応の遅れ・参加比率・発言主体の交代パターン といった構造メタデータのみを抽出し、 異議申し立て可能なレビュー支援指標として可視化する基盤です。

発言の文字起こし、 音声本体、 表現の言い換えは Kashi 管理下のデータベース・オブジェクトストレージ・ログ・APM・分析基盤・モデル学習データのいずれにも書き込まれません。 これは方針 (ポリシー) ではなく、 スキーマ・サニタイザ・RLS・CI lint で強制された設計上の性質です。

DATA ARCHITECTURE — 4 LAYER

データはどこを通り、 どこに残るか

会議のデータが貴社環境を出てから、 Kashi 側で何が残り、 何が残らないか。 各レイヤーで扱う対象を明示しています。 詳細仕様は NDA 下にて担当者よりお渡しします。

LAYER 1
貴社環境

会議の発話・音声・録画は貴社契約の会議ツール (Zoom) 内で生成・保管されます。 Kashi はその所在に変更を加えません。

発話音声 (生)
録画・文字起こし
貴社運用ポリシー下
LAYER 2
取り込み (Ingest)

会議終了後、 webhook 経由でメタデータが Kashi へ届きます。 本文ペイロードは揮発メモリ上でのみ処理され、 構造抽出後に破棄されます。

volatile memory のみ
構造抽出処理
本文は持ち出さない
LAYER 3
Kashi 構造化基盤

抽出された構造メタデータ (発話順・遅延・参加比率・割り込み等) を解析し、 レビュー支援指標として整形します。 ここでも本文は保存されません。

構造検出ロジック
サニタイザ (12 key)
RLS 適用前段
LAYER 4
永続化 (許可リスト)

Kashi が persist するのは構造メタデータのみ。 役割ごとの可視性は RLS / k-anonymity / forward-only 監査ログで制御されます。

meetings (構造のみ)
meeting_metrics
meeting_trace
audit_log (forward-only)

※ LAYER 1 は貴社契約の会議ツール側。 Kashi 管理外。 ※ LAYER 4 の row 構造詳細は次節「永続化の許可リスト」参照。

PERSISTED DATA — ALLOW LIST

永続化される対象の許可リスト

下表は Kashi の既定レーン (構造レーン) で persist される行 / カラムの分類です。 ポリシー文書ではなく、 スキーマ上で表現されている構造をそのまま記載しています。

テーブル / フィールド分類 永続化 含まれる値の性質 含まれない値
meetings ○ persist チーム ID、 会議日付、 所要時間、 話者数、 取り込みソース、 重複検知用ハッシュ 発言本文、 録音、 paraphrase
meeting_metrics ○ persist 発話比率、 割り込み回数、 反応遅延 (数値)、 未応答ターン数 — すべて派生数値 引用文字列、 音声波形
meeting_trace ○ persist どの検出器がどのターンで発火したか (構造インデックス参照) 本文の引用、 paraphrase
audit_log ○ persist レーン区分、 構造メタデータ、 アクセス時刻、 forward-only (改ざん不可) 本文、 個人の発言再現
body_text / transcript_text × 列が存在しない そもそも DB スキーマに存在しません
raw_vtt / vtt_text / cue_text 等 × サニタイザで除去 永続化前に再帰的サニタイザが除去 (除去対象 12 key)

※ 詳細なテーブル定義 / RLS ポリシー / サニタイザ実装の参照は、 NDA 締結後に担当者経由でお渡しします。

ENFORCEMENT — ARCHITECTURE, NOT PROMISES

「設計で強制」する6つの仕組み

上記の許可リストは、 運用方針の宣言ではなく、 コード・スキーマ・テストレベルで強制されています。 主な enforcement レイヤーは以下のとおりです。

§ 6.1

スキーマレベルの除外

meetings テーブルに body_text 列が存在しません。 新規 persistence テーブルを追加する PR では、 同性質を満たすかを doctrine sign-off プロセスで確認します。

SOURCE: model-data-boundary.md / Verification
§ 6.2

再帰的サニタイザ

会話解析パイプラインを通る全 persistence 呼び出しは、 再帰的に object graph を走査するサニタイザを通過します。 raw_vtt / cue_text / body_text 等 12 key を除去します。

SOURCE: conversational-persistence-sanitizer.ts
§ 6.3

ロガー redaction

error.message に本文が混入しうるログ経路では、 errorClass (クラス名のみ) を JSON ログとして出力する規約。 webhook 生 body・トークン類もログに残しません。

SOURCE: api-contracts.md §1110-1113
§ 6.4

RLS による可視性層

persist されたメタデータでも、 役割ごとに何を読めるかは DB レイヤで強制します。 isolation / k-anonymity-query-layer / role-expansion / contestability-state-machine のテストスイートで継続検証。

SOURCE: test/rls/
§ 6.5

CI で canon を強制

UI / コピーが NO-PAYLOAD posture を実態より強く・弱く表現するのを CI で block します。 監視・モニタリング系の wording、 過剰な約束 (例: 「絶対不可能」 等) のいずれも検出対象。

SOURCE: test/i18n-r17-forbidden-marketing.test.ts
§ 6.6

監査ログの forward-only 性

audit_log 行は、 レビュアー側 UI で対象データが描画される前に書き込まれます。 これにより監査ログを 「事後の整形済みレポート」 ではなく、 関係者に対する開示面として運用できます。

SOURCE: WORKER_FACING_TRUST_CANON.md §1 right #2
DATA LANES — DEFAULT vs OPT-IN

既定レーンと意味解析レーンの区別

Kashi の既定動作は 「構造レーン」 のみ。 LLM (外部 AI) への送信は発生しません。 意味解析レーンは契約単位の明示的 opt-in が必要で、 既定では off です。

DEFAULT — ON

構造レーン (Structural Lane)

外部 LLM への送信は発生しません。 取り込んだ会議は揮発メモリ上で構造抽出され、 構造メタデータのみが永続化されます。

LLM 送信
無し
persist 対象
構造メタデータのみ (本ページ § 永続化の許可リスト)
有効化
既定で有効
OPT-IN — OFF

意味解析レーン (Semantic Lane)

構造から解像度を上げるため、 一部の発話ターンを外部 LLM (Anthropic) に揮発的に送信し、 構造化された分類結果を取得します。 Kashi 側は分類結果のみ persist、 送信した本文は保存しません。

LLM 送信
有り (Anthropic、 揮発的)
persist 対象
構造分類結果のみ (本文は Kashi では保存しない)
有効化
テナント単位の書面確認 + 環境変数

意味解析レーン使用時の外部 LLM 側のデータ取扱は、 Anthropic 社の公開プライバシーポリシーおよび別途取り交わす DPA に従います。 Kashi は送信した本文を保持しません。

SCOPE — WHAT KASHI DOES / DOES NOT

Kashi がやること / やらないこと

製品の境界を明示します。 Kashi は監視ツールでも、 行動予測ツールでも、 ハラスメント自動判定ツールでもありません。 役割を超えた効能を主張しないことが、 製品設計の前提です。

Kashi がやること

  • 会議の構造メタデータ (発話順・遅延・参加比率) の抽出と提示
  • レビュー支援のための異議申し立て可能な指標の可視化
  • 役割ごとに区分された (RLS で強制された) 可視性の提供
  • 監査可能性 (forward-only audit log) の確保
  • パイロット期間中の構造観察結果のレポート提供 (月次)

Kashi がやらないこと

  • 個人の発言内容の保存・再生・引用
  • 個人の離職可能性・パフォーマンスの予測スコアリング
  • ハラスメントの自動判定 (判定は人事プロセスの責務)
  • 監視・モニタリング目的での常時可視化
  • 成果 KPI (離職率改善 % / 生産性 % 向上 等) の数値保証

Kashi の出力は、 人事判断の置き換えではなくレビューを支援する素材です。 数値の改善を約束する段階にいないことを、 製品としてあらかじめ明示しています。

PILOT PROGRAM — LIMITED MONTHLY SLOTS

共同レビュー型パイロット

1 チーム単位での 30 日間共同レビュー。 Kashi チームが直接併走し、 構造観察の結果と運用適合性を共同で確認します。 月 3 枠限定です。

詳細なセキュリティ仕様 (DPA 草案・テーブル定義・RLS 規約・サニタイザ実装) は、 NDA 締結後に Kashi 担当者よりお渡しします。 認証要件・運用条件は導入時に個別協議となります。

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QUESTIONS FROM SECURITY REVIEWERS

想定される質問

情報セキュリティ / 法務担当者からよくいただく質問の一部です。 詳細仕様・契約事項は NDA 下で Kashi 担当者よりお渡しします。

会議の文字起こしは Kashi のデータベースに保存されますか?

いいえ。 発話本文・音声・本文の言い換えは Kashi 管理下のデータベース・オブジェクトストレージ・ログ・APM・分析基盤・モデル学習データのいずれにも書き込みません。 これはポリシー上の宣言ではなく、 スキーマレベルで body_text 列を持たない・再帰的サニタイザで 12 key を除去する・CI lint で文言を強制する、 という設計上の性質です。

外部 AI (LLM) には会議内容が送られますか?

既定では送信されません。 構造レーンでは LLM 呼び出しが発生しません。 意味解析レーンを明示的に opt-in したテナントに限り、 一部の発話ターンが揮発的に Anthropic に送信され、 構造化された分類結果のみが返ります。 Kashi 側で送信した本文は保存しません。

認証連携 (シングルサインオン等) は対応していますか?

認証要件・認証連携の運用方法は、 導入時に Kashi 担当者と個別協議をお願いしています。 現時点で「公式に対応している認証規格はこれである」という確定的な記述は本ページでは行っておりません。 セキュリティ要件票への回答含め、 NDA 締結後に担当者よりお渡しします。

第三者認証の取得状況は?

第三者認証の取得状況については、 本公開ページではなく Kashi 担当者よりロードマップ含めて個別にご説明しています。 セキュリティ仕様書・回答ドキュメントは NDA 下で提供いたします。

対応する会議ツールはどれですか?

現時点で運用可能な会議ツールは Zoom です。 他の会議ツールへの対応は順次拡張予定ですが、 公開ページでの確定的記述は行っておりません。 運用予定のツールがある場合は担当者にご相談ください。

パイロットの規模・期間・料金は?

1 チーム / 30 日間 / 共同レビュー / 毎月 3 枠 限定 / パイロット期間中は無料、 となっています。 本契約の料金は個別見積もりです。 規模条件は設定していません (1 チーム単位での実施)。

監査ログのエクスポート / DPA の請求はできますか?

監査ログは RLS と forward-only 制約付きで運用しています。 DPA 草案の請求・契約条件・セキュリティ仕様書の請求は、 NDA 締結後に Kashi 担当者経由でお手続きください。

離職率改善 / 生産性向上 などの数値保証はありますか?

Kashi では、 離職率改善 % / ROI 削減額 / 生産性 % 向上 等の確定的成果数値は保証しておりません。 製品の役割はレビュー支援であり、 人事判断やオペレーション改善の置き換えではないためです。 観察された対話パターンを月次レポートでお渡しし、 測定指標は組織と相談しながら決めます。

担当者と話す

セキュリティ要件票への個別回答・パイロット枠の確保・本契約のお見積もりは、 Kashi 担当者が直接対応します。 想定される会議ツール構成・対象チームの概要をいただければ、 折返しいたします。

パイロット枠を相談する → ドキュメント請求 (NDA 下)